「捨てたいけど•••やっぱり、これは手放せないかも。」
片付けといえば「まずは捨てましょう」と言われることが多いですよね。
たしかに、ものを減らすことは大切。でもいざ自分の手で捨てようとすると思っていた以上に心がざわついたり、ためらいが出てきたりするものです。

思い出があるから•••捨てられない!



いつか使うかもしれないし高かったから•••捨てられない!
「使っていないのに、なぜか捨てられない」頭では分かっていても気持ちがついてこない――それは決して悪いことではありません。
私はわりと捨てられるタイプですが、それでも迷うものや捨てられないものも、もちろんあります。無理に手放そうとすれば苦しくなってしまい、片付け自体がつらいものになってしまいますよね。
今回は、そんな「捨てられない気持ち」に寄り添いながら、無理なく片付けを進めるための考え方と具体的な方法をお伝えします。
🌿この記事を読むと…
捨てられない気持ちとうまく付き合うヒントが見つかります
無理なく片付けを進める3つの方法がわかります
捨てられないことは悪いことじゃない





わたしは、なんで物を捨てられないんだろう•••



ぼくの決断力が足りないのかな•••
そう思って、自分を責めたことはありませんか?
でも捨てられないのは“心がちゃんと動いている証拠”それは、あなたが「物を大切にしてきた人」だからこそ感じる気持ちなんです。
たとえば、こんな理由で手が止まることはありませんか?
- 思い出が詰まっているから
- まだ使える気がするから
- 高かったからもったいない
- 誰かにもらった大切なものだから
- 使うかもしれない“いつか”が不安
どれも、きちんと理由があります。
それを無理に「捨てなきゃ!」と自分にプレッシャーをかけてしまうと片付け自体がつらいものになってしまいます。
だからこそ、まずは**「捨てられない自分もOK」**と受け入れることが片付けの第一歩になるのです。
無理に捨てなくてOK。「保留ボックス」のすすめ


捨てようか迷って手が止まったとき無理に決断しようとしていませんか?でも実は迷ったときこそ「決めない」という選択肢があっていいんです。
そんなときに役立つのが「保留ボックス」
これは「まだ使うかもしれない」「今は判断できない」というものを、いったん保留としてよけておくためのボックスです。
💡 たとえばこんな物に使えます
・思い出が強くて手放せないプレゼント
・使っていないけど、高かったアイテム
・子どもの思い出の工作や作品
・服やバッグなど「いつか着るかも」のもの
大切なのは「なんとなくしまい直す」のではなく“今は決めない”と意識して分けておくこと。「保留」というラベルをつけて期限を決めておけば、あとで落ち着いた気持ちで改めて見直すことができます。
片付けは、気持ちが整って初めて進むもの。
だからこそ、心が追いつかないときは無理せず一歩引いてもいいんです。
気持ちを整理しながら、手放せる日を待つ


片付けは、単に「物を減らす」ことではありません。本当は「気持ち」と向き合いながら進めるものです。



今はまだ手放せない
そう感じるなら、それで大丈夫。時間が経てば気持ちが変わることもあります。



あれ?もう必要ないかも!!
と自然に思える日が来ることも多いのです。
🌿 手放す準備が整う“きっかけ”は、日常の中にあります。
- 同じようなものがたくさんあると気づいたとき
- 久しぶりに見て「もう使わないな」と思えたとき
- 「誰かに譲った方が役立ちそう」と思えたとき
- 空間を整えたい気持ちが強くなったとき
だからこそ無理に今すぐ決めなくていい。保留にした物も、あなたの気持ちと一緒に少しずつ整理されていきます。
気持ちを整えることができれば物も自然と整っていく。それがストレスのない片付けにつながっていきます。
まとめ
片付けは「捨てること」がゴールではありません。大切なのは自分の気持ちに寄り添いながら無理のない方法で“整える”ことです。



今回ご紹介した3つのステップはこちら。
→ 迷う気持ちも、あなたの大切な一部です。
→ いったん分けておけば、あとで落ち着いて見直せます。
→ タイミングが来れば、自然と手放せることもあります。
「捨てなきゃ!」と焦るのではなく「どうしたいか」「どうありたいか」に目を向けてみてください。
片付けは自分の心と向き合う時間でもあります。だからこそ焦らず少しずつでいいんです。
はるのからのメッセージ


「捨てたいけど、捨てられない」その気持ちは決して間違いではありません。
私自身、同じように悩みながら少しずつ「自分に合った片付け方」を見つけてきました。
大切なのは、完璧を目指すことではなく自分にとって気持ちのいい暮らしをつくること。
そのために「捨てる」も「保留する」も、どちらも正しい選択です。



あなたのペースで、あなたらしく整えていく。
その過程を、私は心から応援しています🌿
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